宇宙プラズマ理論研究会

2014年8月13日〜15日, 東北大学片平さくらホール2階会議室

東北大学学際科学フロンティア研究所主催

[主旨]

ブラックホールや中性子星は、宇宙で最も効率良くエネルギーを放出する天体であり、 これらが引き起こす現象は高エネルギー宇宙物理学において研究されている。 それは観測技術工学の発展とともに進んでおり、近年は、他の学問分野(一般相対性理論、 素粒子論、ダークマター、初期宇宙の構造形成論など)との結びつきを急速に強めている。 しかしながら、高エネルギーのプラズマの性質には依然不明な点が多く、それにより 高エネルギー宇宙物理学には複数の大問題が存在し、それ自体の理解と他分野への応用の 促進を妨げている。この現状を打開するには、高エネルギー宇宙物理学とプラズマ物理学の さらなる発展と融合が必要であることは明らかである。本研究会は、その2つの物理学に おいて世界の第一線で活躍する研究者を集め、大問題の解決に向けて今やるべきことは 何かを議論する。そして具体的に新しい研究の方向性を見出すことを目指す。 発表時間は一人につき2時間+αを予定し、参加者は少人数に絞って、突っ込んだ議論を行なう。 合わせてポスター発表も行う。
本研究会は、学際科学フロンティア研究所から、旅費等の補助を受けている。

[プログラム]

発表者は、質問なしで40分程度の内容を準備していただければよいと思います。

8月13日
13:00-13:30 主旨説明、参加者紹介
13:30-15:30 パルサー風           柴田晋平(山形大)
16:00-18:00 相対論的衝撃波における粒子加速 天野孝伸(東大)

18:00-20:00 懇親会@さくらホール1階

8月14日
9:00-11:00 相対論的磁気リコネクション   銭谷誠司(国立天文台)
12:30-14:30 降着流、MRI、disk wind     鈴木建(名大)
15:00-17:00 ブラックホールジェット     當真賢二(東北大)

8月15日
9:00-12:00 フリーディスカッション(有志参加)

[会場案内]

片平さくらホール
場所
仙台駅から歩いて約20分。 片平キャンパスへのアクセス
バスも利用できます。 13日は土曜ダイヤ、14,15日は休日ダイヤだそうです。ご注意願います。

[参加者]

こちら

[LOC]

當真賢二
杉村和幸(大向研ポスドク)

[連絡先]

當真賢二
学際科学フロンティア研究所 助教
022-795-6607
toma_atmark_astr.tohoku.ac.jp




Last update: 2014/8/1