第00007回  院生雑誌会
・日時:
2006/06/02(Fri.) 04:00pm
・発表者:
小谷野 智雄 (M1 市川研)
・紹介論文:
D.Kawata, N.Arimoto, R.Cen, B.K.Gibson., 2006, ApJ 641, 785
"Origin of two distinct populations in dwarf spheroidal galaxies"

・要旨:
Milky Wayの伴銀河であるSculptor dwarf spheroidal garaxyは、最近の観測で星のpopulationが明らかに2つ存在 することが分かっている。それは「metalicityの高い星は中心付近に局在し、metalicityの低い星は銀河内に広く 分布する。さらに速度分散という力学的性質の点でも違いが見られる」というものである。
この論文ではhigh-zで形成された銀河を数値実験で再現し、上述の2つのpopulationの形成メカニズムについて調 べている。
・資料:
発表スライド(pdfファイル)