第33回 院生雑誌会
- 日時:
- 2007.10.05(Fri.) 4:00PM
- 発表者:
- 菅野 明(高田研M1)
- 紹介論文:
"Coupled quintessence and vacuum decay"
F.E.M.Costa, J.S.Alcaniz, and J.M.F.Maia
arXiv0708.3800C(2007)
- 要旨:
現在、フリードマン宇宙モデルでΛが一様等方に存在するというΛCDMモデルが、観測から最も支持されている。しかし、1980年代に、Λが変化しうることが示されており、ΛCDMモデルは、この効果を考慮していない。そこで、この論文では、dark matterのエネルギー密度が、その効果として、a^(-3)ではなくa^(-3+ε)(a:スケールファクター)で減少するようなモデルを考え,宇宙論パラメーターを議論する。