第66回 院生雑誌会

  • 日時:
    1. 2008.12.05(Fri.) 4:00PM
  • 発表者:
    1. 藤尾 和也 (二間瀬研 M1)
  • 要旨:
    1. 量子宇宙論では「宇宙の波動関数」を扱う。無境界条件のもとでの時空の経路積分によってさまざまな古典経路についての確率を計算することができる。
      宇宙の性質はスカラー場の質量や宇宙項などのパラメータに依るがそこには大きく性質が変わる臨界値のようなものが存在することや宇宙の始まりにおける特異点問題は解決されること、およびNBWFのもとで宇宙は必ずインフレーション時期を持つことを示す。