第114回 院生雑誌会
- 日時:
- 2010.7.19 (Tue.) 2:45PM
- 発表者:
- 本間 秀智(村山研M1)
- 紹介論文:
"UV-to-FIR Analysis of SPITZER/IRAC Sources in the Extended Groth Strip.II. Photometric Redshifts, Stellar Masses, and Star Formation Rates"
G.Barro et al.
2011ApJS..193...30B
- 要旨:
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Extended Groth Strip (EGS) 領域において行われた多数のサーベイ結果を用いて、photometric redshifts (photo-z), stellar masses, star formation rates (SFR)を評価する。
high-z における銀河の物理量を精度よく見積もることは銀河進化を研究する上で重要な手掛かりとなる。今回評価するような多色測光サーベイは遠くの暗い銀河をより多く観測するのに適しており、そのデータをもとにした銀河の物理量の統計結果は銀河研究の指標となるほかに、過去に提唱されたモデルの評価にもつながる。
この論文では、フィールド領域である EGS において得られた紫外域から遠赤外域までの76,936個の測光サンプルを用いて、今まで提唱されてきたphoto-z codes, 種族合成モデル、SFR models の精度を調べる。
キーワード:photometric redshift, population synthesis, star formation rates
- 資料: