第130回 院生雑誌会

  • 日時:
    1. 2012.05.23 (Wed.) 17:00~
  • 発表者:
    1. 前林 隆之(村山研D2)
  • 形式:論文紹介
  • 発表タイトル:
    1. "Galaxy Zoo: The Fundamentally Different Co-Evolution of Supermassive Black Holes and Their Early- and Late-Type Host Galaxies"

    2. Schawinski et al.

    3. 2010, ApJ, 711, 284.

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  • 要旨:
    1. 近傍(z<0.05)のSDSS銀河(47675天体)について、ラフに形態分類を行った。 そして、形態別にAGN母銀河のカラー、星質量、エディントン比等を調査した。 その結果、早期型・晩期型銀河では、AGNと母銀河の関係性が異なる事が分かった。 これは、早期型・晩期型銀河における”AGNと母銀河の共進化”が異なる事を示唆する。 先行研究では、AGN母銀河を「多数のサンプルについて形態別」に調査した例はなく、 この違いが取立たされる事はなかった。この論文では、早期型・晩期型銀河の具体的な 共進化モデルを提示するには至っていないが、両者の違いを示唆した事は、注目に値する。 従って、主に、
      1) color-mass diagramとは何か?
      2) color-mass diagram上で、AGN母銀河はどこに分布するか?
      3) 早期型・晩期型母銀河のcolor-mass分布はどう違うか?
      4) それらのAGNの性質(BH質量、質量降着率など)は、どう違うか?
      [1),2)は既知の性質、3),4)が新しい観点]
      を紹介し、そこから示唆される共進化モデルについて(答えがそもそも存在しないため)、 時間の範囲内で自由に議論したいと考えている。

      Keywords:co-evolution of AGN and galaxy