学部生の方へ

山田研究室では、観測的天文学の研究・教育を進めています。

現在の主要な研究テーマは、

1.銀河の誕生と進化の観測的研究

  すばる望遠鏡観測データを中心に、宇宙の構造形成としての銀河の形成・進化を解明する研究を進めています。
  具体的には、
    遠方銀河団における銀河進化研究
    遠方宇宙における星形成銀河の研究
    星質量を基本とする銀河形成進化史の解明
    120億年前の原始銀河団領域における銀河形成・進化の研究
    銀河形成と巨大ブラックホールの形成
  などについて研究を進めています。

2.超広視野初期宇宙探査衛星 WISH 計画の推進

  JAXA 宇宙科学研究所・理学委員会のもとに結成された
    WISH: Wide-Field Imasing Surveyor for High-Redshift
    (超広視野初期宇宙探査衛星計画)
  を推進しています。
  これは、2010年代後半以降に口径1.5mで1000平方分角の広視野を持つ
  宇宙望遠鏡を打ち上げ、赤方偏移7−20という第一世代銀河の形成期を
  解明する研究を行う計画です。
  現在、ミッション正式提案に向けて、概念設計を進めています。

3.太陽系外惑星探査・研究
   
   国立天文台を中心に進められている SEEDS 系外惑星探査プロジェクトに
   参加しています。



ゼミ:

  4年生のゼミでは、テキスト輪読による学習と、観測データを用いた研究を行います。
  
  2010年 ゼミ Galaxy Formation (Longair)