現在の位置 : TOPページ > 談話会案内

談話会案内

【開催】 毎週月曜日15時から(変更されることがあります。)
【開催】 合同C棟N507 天文専攻大輪講室(変更されることがあります。)
【案内】 談話会の情報をメーリングリストでご案内しています。

最新情報

第1481回 天文学教室談話会

日時

2016年12月12日(月) 15:00

場所

合同C棟大輪講

講演者

加藤 美保子

題目

重力レンズ効果を用いたクエーサー吸収線系に付随するダークハローへの制限

要旨

Damped Lyman Alpha systems(DLA)をはじめとするクエーサー吸収線系は、中性水素の柱密度が高い系で現れる吸収線であるが、同時に視線上にあるクエーサーに対して重力レンズ効果を引き起こし、その光度を増光させている可能性がある。しかし、これまでのサンプルの範囲では、この重力レンズ現象を明確に確認することが困難であった。一方、近年HST/Cosmic Origins Spectrograph (COS), Advanced Camera for Surveys (ACS)により、紫外域での中性水素吸収線が得られた事から、重力レンズ確率が高い赤方偏移0.5付近のダークハローについて、吸収線系を用いた研究が可能となってきた。そこで、ACSのデータで得られたクエーサーサンプル(Turnshek+15)について、赤方偏移から得られるクエーサーと吸収体の距離比を用いて重力レンズ確率を計算すると、重力レンズ確率の高い系ほどクエーサーが明るくなっている可能性が示唆された。さらに、この重力レンズ効果による増光率は、レンズ天体となるダークハローの質量(速度分散)と密接な関わりがあり、吸収線系に付随するダークハローに関して新たなアプローチとなる。本発表では吸収体の振る舞いと重力レンズの特徴からダークハローへの制限をつけるまでの方法と、これまでの解析結果について報告する。

過去の談話会とスケジュール

ご注意

  • 今後の予定は、都合により、やむを得ず変更される場合がございます。その場合には、このページおよび掲示にておしらせいたしますが、変更の反映まで時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
  • 談話会についてのご相談、またはこのPageに関するご意見・ご質問等は下記連絡先までお願いします。
  • 当談話会ではいつでも講演者を募集しております。その際には発表タイトル、連絡先を、二週間前までにお送りくださいますようお願いいたします。

【The Colloquium Committee in 2016】
Kenji Toma (toma<at>astr.tohoku.ac.jp)
   <at>-->@

All Rights Reserved. Copyright (c) 2011 Tohoku University Astronomical Institute .