第107回 院生雑誌会

  • 日時:
    1. 2010.2.16 (Wed.) 5:00PM
  • 発表者:
    1. 望月 悠紀(二間瀬研M1)
  • 要旨:
    1. 現在の宇宙モデル、例えば、密度パラメータはどのように決まるのだろうか。昔からよく知られているのはWMAPであるが、2004年に新たな方法である「バリオン音響振動」が観測され、脚光を浴びた。
      本論文では、SDSSの、明るく赤い銀河たちの2点相関関数が計算されている。その結果、バリオン音響振動のピークを発見し、それは宇宙モデルを正しく計算できるとし、宇宙モデルが実際に正しいかどうか検証している。
      雑誌会の発表では、論文の内容に加え、バリオン音響振動の物理も交えて解説する。