第140回 院生雑誌会

  • 日時:
    1. 2012.07.25 (Wed.) 17:00~
  • 発表者1:
    1. 高山 正輝(齊尾、李研D1)
  • 要旨:
    1. 47Tucで観測されたLPV(long period variables)の周期光度関係と、 modelによる数値計算結果との比較から、 星の進化計算にmass lossを含めたほうが観測をよく再現していることが知られてい (Lebzelter&Wood2005)。 そこで銀河系内のよりmetal poorな球状星団のLPVについて mass lossの有無を調べるため、NGC362, NGC2808の red giant variablesの観測と周期解析を行い、 pulsation modelによるperiodの計算結果と比較を行った。 その結果ここでもmass lossを考慮したモデルの方が観測結果を良く再現できていた。 一方NGC2808はHe abundanceがY=0.25, 0.3, 0.4と複数のpopulationが あることがHorizontal branch starの観測から示唆されていた。 今回上記のHe abundanceを用いてpulsation periodを計算し 観測結果と比較を行うことで、LPVのpulsation periodからも He abundanceのばらつきを示唆する結果を得た。 上記の内容を簡単に紹介する。

      Keywords : evolution -- star:late type -- AGB star -- LPV -- pulsation -- NGC362 -- NGC2808


  • 発表者2:
    1. 増田 貴大(秋山研M1)
  • 要旨:
    1. このペーパーは、Caltechのチームが1.5m望遠鏡用に開発している laser-guide-star adaptive-optics system(通称"Robo-AO")に関する報告です。 Robo-AOは自動化された望遠鏡では初めてレーザーガイド星を使うことのできる補償光学装置で、 low-costで複製可能なシステムを目指して開発されています。 発表では、システムの簡単な紹介とon-skyで得られた性能、 今後彼らが考えている展開などの話をしたいと思っています。

      Keywords : Instruments , Adaptive optics


  • 発表者3:
    1. 森下 貴弘(市川研M1)
  • 要旨:


    1. Keywords :