2002年7月の作業記録

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7月10日(水)
作業内容
  • CCD読み取り試験用DSPボード制御プログラム(PC側"readPc.c")製作(吉川)
    setup部分を関数にした
    読み出し順序はCCDから送られてきたままで。
    ※OUT1を上位16bit、OUT2を下位16bitに
  • CCDデュワー冷却関係(鳥羽)
    ヒータの配線
    →ヒータに22Ω、温度コントローラ接続用バナナジャック取りつけ
    温度センサ
    →プラチナ111.2Ω、温度コントローラ接続用コネクタ取りつけ
  • CCDデュワー内回路関係(馬場)
    クロックケーブル→CCDまで接続完了
    プリアンプ⇔デュワーのケーブル→つないだが、未確認
    AMP GNDを信号出力のグランド側に接続
7月11日(木)
作業内容
  • CCD読み取り試験用DSPボード制御プログラム(DSP側"readdsp.c")修正(吉川)
    RST、ABG、PREAMPのクロックを追加→これで多分使える
  • CCDデュワー内回路関係(馬場)
    コネクタのハンダつけ完了
    →バイアス・クロックの各アースはコネクタ直前の部分で一つにまとめた
    →導通チェックも完了
  • CCDデュワー冷却関係(鳥羽)
    資料閲覧
今後の作業
  • デュワー内回路
    →AMP GNDを基板上にアースへ
  • PCIFボードのバグ
    →入出力部の抵抗を50+50Ωから240Ωに
  • 諸試験手順
    1. バックプレーン+読み出しプログラムの電気的試験
      検出器の替わりに電池などの別の信号源をつなぐ(プリアンプに直接・デュワー内から)
    2. 真空試験
      真空がちゃんとひけるかの確認。
      とりあえず、すぐにもできる(真空引き時間見積もる必要無し・大きいほうのやつで10分程度)
    3. 真空・冷却試験
      冷却部分にもうちょっと準備が必要、温度制御は温度コントローラから(PCは使わず)
冷却アイデア
  • 基盤の下の銅板をその下の熱浴(LN2温度になる部分)と熱的に切り離し、 銅線でつないで調節する
  • CCDチップには、端を上から押さえるかたちで銅板をのせ、基盤の下の銅板と熱的につなぐ
  • 熱浴部分に、moleculer sieverを取りつける→低温でガス分子を吸着し、真空を保つ
  • 液体窒素の必要量を見積もる必要あり
7月3日(水)・4日(木)
作業内容
  • DSPボード制御プログラム(CCD読み取り試験用)製作(吉川)
    →DSPボード用のプログラムはとりあえず完成、次回、PC側
  • CCDデュワー真空・冷却関係(鳥羽)
    Oリング探し & 発注→来週納品
    Temperature Controlerの勉強
  • CCDデュワー内回路関係(馬場)
    基盤の設計図作成→使わない、基盤製作器用のCADで製作へ(院試後?)
    現行の基盤で試験ができるように、SRGをつないだ
今後の作業
  • PCまわり
    PC側の制御プログラム作成→来週中
  • デュワー真空・冷却関係
    Oリングの納品は来週
    温度コントロールは来週までに勉強(鳥羽)
    基盤を冷やす構造を作る
    温度センサと、ヒータをデュワー内に取りつける
    ヒータの選定
    →ワット数からとりあえず選んで取りつけ、真空・冷却実験の際に、調整する
  • 基盤設計しなおし
    アースの問題を解決のため→院試後?
    コネクタの作りなおしも
ご意見・ご質問等は吉川まで

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