銀河物理学特論I

観測で明らかにする銀河の形成と進化

大型望遠鏡の活躍により銀河の形成と進化について様々な観測的情報が 得られつつある。ここでは現在の理解の基本となっている論文を輪講することで 銀河の形成と進化について観測的に明らかになったことを理解することを目的 とする。

ここでは特に観測的結果に重みを置き、銀河の観測の手法、道筋、それにより 明かされた情報、および現在の観測の限界について理解することを目指す。

• 講義１ 近傍宇宙の銀河の統計的性質 - SDSS の結果を中心として -
  • ４月１３日 1-1: 銀河の統計的性質(講義: 資料 )
  • ４月２０日 1-1: 銀河の統計的性質(輪講 発表者:秋山 資料 )
    • Kauffmann et al. 2003, MNRAS, 341, 33
    • Kauffmann et al. 2003, MNRAS, 341, 54
  • ４月２７日 1-2: 銀河の輝線診断(輪講 発表者:ランドック 資料 補足資料 )
    • Tremonti et al. 2004, ApJ, 613, 898
  • ５月１１日 1-3: 銀河の性質と環境依存性(輪講 発表者:藤尾 補足資料 )
    • Park et al. 2007, ApJ, 658, 898
  • ５月１８日 　休講
  • ６月８日　1-4: 銀河の力学構造(輪講 発表者:沖田 補足資料 )
    • McGaugh et al. 2000, 533, L99
• 講義２ 活動銀河中心核と巨大ブラックホール - 銀河バルジとブラックホールの共進化へ - 　
  • ５月２５日 2-1: 銀河中心の巨大ブラックホールと活動銀河中心核(講義 資料)
  • ５月２５日 2-2: 活動銀河中心核の統一モデル(輪講 発表者:前林)
    • Antonucci and Miller, 1985, ApJ, 297, 621
  • ６月１日　休講
  • ６月１５日 2-3: 銀河バルジと巨大ブラックホールの相関関係(輪講 発表者:北爪 補足資料 )
    • Magorrian et al, 1998, AJ, 115, 2285
• 講義３ 遠方宇宙の銀河の観測
  • ６月２２日 3-1: 遠方銀河の探査(講義 補足資料 )
  • ６月２２日 3-2: 遠方銀河の選択方法とその評価(輪講 発表者:栗田)
    • Steidel et al., 1999, ApJ, 519, 1
  • ６月２９日 3-3: 銀河の光度関数とその進化(輪講 発表者:藤井 補足資料 )
    • Lilly et al., 1995, ApJ, 455, 108
  • ７月６日 3-4: 銀河の星質量関数、銀河の化学進化(輪講 発表者：坂田、発表者:久保 補足資料 )
    • Perez-Gonzalez et al. 2008, ApJ, 675, 234
    • Erb et al., 2006, ApJ, 644, 813
  • ７月１３日 3-5: 銀河の力学構造の進化(輪講 発表者:井上 発表者：足達 補足資料：使用せず。 )
    • Vogt et al. 1996, ApJ, 465, L15
    • Genzel et al. 2006, Nature, 442, 786
  • ７月１４日 3-6: 銀河とブラックホールの共進化(輪講 発表者:堀江 発表者：塚本 補足資料 )
    • Alexander et al. 2005, Nature, 434, 738
    • Schawinski et al. 2006, Nature, 442, 888
  • ７月１４日 全体のまとめ