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 A.「宇宙初期の巨大ブラックホールと銀河の成長を探る」 B.「すばる望遠鏡でのトモグラフィー補償光学実験」  の2個のタイトルで行います。このゼミでは輪講と実習(データ解析または光学実験)を平行して行います。実習の内容は最後に卒業論文の形にまとめてもらいます。 
 A.「宇宙初期の巨大ブラックホール成長の探査」  銀河の中心に潜む巨大ブラックホールが降着成長する様子はクェーサーや活動銀河中心核として捉えられます。巨大ブラックホールの起源に迫るためには、宇宙初期にどのような巨大ブラックホールが存在し、どのような銀河の中で、どのような成長を起こしているか、を明らかにすることが重要です。ここではすばる望遠鏡の広視野探査のデータを用いて、宇宙初期のクェーサーの探査を行います。
	   輪講では  "The First Galaxies in the Universe" (Loeb & Furlanetto)  を読みます。
   
 B.「すばる望遠鏡でのトモグラフィー補償光学実験」  地上からの観測において問題となる地球大気の「揺らぎ」の影響を補正する補償光学は、地上大型望遠鏡での観測の必須技術となっています。我々のグループでは、より高精度での補償により可視光での高空間分解能観測を実現することを目指して、すばる望遠鏡に搭載するトモグラフィー補償光学の開発を行っています。この実習ではこの補償光学の鍵となる波面センサーを用いて揺らいだ光の波面を測定する実験を行います。
	   輪講では Ann.Rev.AA から広視野補償光学についての  Rigaut & Neichel 2018  極限補償光学についての  Guyon 2018  を読みます。
     
 過去の4年ゼミのまとめ
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